ソーク研究所

細菌学者のジョナス・ソーク博士がリチャーズ医学研究棟(残念ながら手元に資料がありません。)を見て感銘を受け、「芸術家のピカソを招いてもいいような研究所を」という依頼で始まった計画。

ソーク研究所


リチャーズ医学研究棟では縦に割れていた「サーブド・スペース」(サポートされる機能空間)「サーバント・スペース」(サポートする機能空間)の関係性が、ここでは設備的には上下2層に分かれ、さらには共同作業を行う実験室と明確に分けられる形で、居住性に配慮した個人研究用の個室を、中庭に面して左右対称に、45度の角度で重なり合いながら横に張り出させている。
そしてその外観を、明るい砂色のコンクリートに良くマッチした窓枠のチーク材の生成りの色合いとのツートーンで際立たせつつ、印象的なファサードを形作ることに成功した。



同じカテゴリー(建物紹介)の記事
キンベル美術館
キンベル美術館(2008-09-26 19:20)

ルイス・カーン
ルイス・カーン(2008-09-24 12:40)

クラウンホール
クラウンホール(2008-09-20 19:25)

ファンズワース邸
ファンズワース邸(2008-09-13 12:40)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
ソーク研究所
    コメント(0)